デスクワークによる運動不足、1日中パソコンを使うことによる目の疲労、深夜まで残業に追われることによる睡眠不足など、ITエンジニアはワークスタイルに伴いさまざまな健康不安を抱えています。
若い頃はそれほど気にしていなくても、目に見える健康被害が出てから生活習慣を改善するのは大変です。そのため、日頃から意識して健康管理を行い、いつまでも元気に働ける体を手に入れましょう。

最近広がっている健康ブームやIT機器の進化に伴い、ITエンジニアに親しみやすい健康管理方法がありますので紹介します。

1つ目は、IT機器の活用です。
ウェアラブル端末の進化により、歩数管理だけではなく睡眠の状態や心拍数の変化をお手軽に計測することができます。腕時計型の端末でも比較的高い精度で計測ができるので、常時計測し結果をスマートフォンアプリで確認することもできます。
ITデバイスやデータ収集などは、自身の仕事に関連がある分野である場合もあるため、使用するきっかけにもなりやすいでしょう。

2つ目はSNSの活用です。
IT機器を使って計測したデータを個人で管理するのも良いですが、SNSでコミュニティに共有することができます。知り合いや仲間と結果を共有することで継続しやすくなり、競争意識も芽生えるため健康に対する意識を向上する効果もあります。

また、社員にウェアラブル端末を配布し、歩数を競うキャンペーンを行う企業も増えています。これもITの仕組みを活用した、エンジニアに親しみやすい健康維持法と言えるでしょう。